7月19日（金）、観世流能楽師 重要無形文化財総合指定保持者の松木千俊氏を迎え、当店4F SHISEIDO THE TABLESにて開催した、日本の伝統美「能をあじわう会」。

日本のみならず世界に「能」を広めるために、親しみやすいガイド役として様々なワークショップなどを開催しながら「能」の魅力を伝える活動をされている松木氏。
今回は、観世会定期能「清経」（8月4日、観世能楽堂にて開催）の事前講座として、能の楽しみ方や、「清経」のあらすじ、見どころなどを語っていただきました。

難解と思われがちな能の様式化された部分を分かりやすく紐解き、また、清経とその妻のやりとりを「夫婦喧嘩」と表現するなど、身近な例えで登場人物や話の流れを解説。軽妙な語り口で、会場からはしばしば笑い声が上がるほど。参加されたかたがたに、肩ひじ張らない能の楽しみ方を、少しだけ気楽にあじわっていただきました。

当店では、今後も各種イベントの開催を予定しております。随時こちらでお知らせしますので、どうぞお楽しみに。