本物を日常へ─東京・銀座 資生堂のアール・ド・ヴィーヴル|A BEAUTIFUL JOURNEY Heritage Zone SEASON2~香りの芸術~展示中
SHISEIDO THE STOREでは、資生堂150周年スペシャルイベント「A BEAUTIFUL JOURNEY」を開催しております。
3月17日(木)から6月14日(火)のSEASON2のテーマは、「香りの芸術」。
150年に及ぶ歴史の草創期より、香りを芸術としてとらえてきた資生堂。1917年に「花椿」を発売して以来、時代の空気を映したさまざまな香水をここ銀座から世に送り出してきました。
1F ヘリテージゾーンのSEASON2では、歴代の香水にスポットを当て、その時々の文化や生活美学をご体感いただけます。また今年は、香りの世界に革命を起こした稀代のアーティスト、セルジュ・ルタンスによる「フェミニデュボワ」発売30周年を迎えます。日本と西洋の美意識を融合した香りの世界。五感を研ぎ澄ませ、美しい記憶を巡る旅へ出かけましょう。
香りの革命
1992年にセルジュ・ルタンスが資生堂のためにはじめて作った香水「フェミニテデュボワ」。その誕生は当時の香水業界に革命的な衝撃をもたらしました。「グラべ」は、稀代のアーティスト、セルジュ・ルタンスが毎年ひとつずつ自らデザインし、30個限定でパリの「レ・サロン・デュ・パレロワイヤル・シセイドー(現:パレロワイヤル・セルジュルタンス)で発売されたオリジナルフレグランスボトルです。すべて手づくりのパッケージで「彫り」や「透かし」、「着色」など様々な技巧が施されています。
香りと生活美学
創業以来、本物を日常に取り入れる生活美学、アール・ド・ヴィーヴルをご提案してきた資生堂。1917年に誕生した「花椿」を皮切りに、日本特有の自然の美や文化を基軸としながら、時代の空気を映し出す香りを銀座から送り出し、人々のライフスタイルに影響を与えてきました。その根底にあるのは、外見の美しさだけではなく、「美は人の心や毎日の生活の中に宿る」という理念。それぞれの時代を彩った広告や銀座の風景とともに、資生堂の香水の歴史を振り返ります。
香りと記憶
通りすがりにふと感じた香りで昔の情景がよみがえる。そんな経験、ありませんか?私たちに備わっている五感の中でも嗅覚は、唯一記憶とつながっているといわれています。資生堂が世に送り出してきた香水の中から、個性豊かな6つの香りをご体感いただけます。花々や樹木、柑橘、スパイスなどが奏でるハーモニーは、あなたの中に眠るどんな記憶を呼び覚ますでしょうか。ひとときのタイムスリップ気分をお届けいたします。