ドラマはいつも口紅とともに。角田光代書き下ろし短編小説「口紅のとき」|4F SHISEIDO THE TABLES
当店4Fのカフェ&コミュニティースペースSHISEIDO THE TABLESでは、季節ごとに本とグッズのセレクトをしています。
6月16日(木)~9月13日(火)は、資生堂150周年スペシャルイベント「A BEAUTIFUL JOURNEY」SEASON3に合わせ、「赤」「唐草」「資生堂」「日本文化」にちなんだ書籍が並びます。
今日はその中から、おすすめの一冊をご紹介します。
「口紅のとき」角田光代(著) 上田義彦(写真)
2007年、銀座「HOUSE OF SHISEIDO」で行われた同名の展覧会において、角田光代が書き下ろした「口紅」をテーマとした小説の書籍化。
女性の幼年期から高年期まで、さまざまな年齢のシーンでの口紅とのエピソードを描いた作品は、「口紅」の持つ特別な存在感を描き出し、化粧文化のなかで成長していく女性のこころと姿を描き出します。
静謐な文体でありながら、しなやかで力強い生命力が感じられる作品は、静かな感動を与えます。
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「口紅のとき」角田光代(著) 上田義彦(写真) 1,540円(税込)
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